音の癒しのちから。
昨年9月から12月にかけて、この「ライアーでセルフトーニング」はモニターセッションをしておりました。セッションを正式にスタートする前に、ひとつのアイデアだったこのセッションを、実際に体験いただくことで、ブラッシュアップしてきました。
モニター様からのご感想を★Experiences 体験された方のご感想★のページに掲載させていただいています。
Jona魔女自身このページを度々読み返しては、自分の始めたことの価値を信じるためのエネルギーにしています。
ご感想をお寄せくださった皆さまに、あらためて深く感謝いたします。
その中で、時間をかけてとてもとても丁寧にご感想を書き送ってくださった方がいらっしゃいました。
ぜひここにご紹介させていただきたいと思ったのです。
ご本人のご承諾をいただき、ご感想の全文をここに掲載させていただきますね。
「何かがつたえられたなら、うれしいです。」と快くご承諾くださいました。
ライアーを使ったこのトーニングセッションが、どんなふうに進行するかわかりやすく書いてくださっています。
それと、その方の背景を少しだけお伝えしますと、現在あるご病気を治療中の方で、美しい音と振動…そして自分の指で奏でることが、「リハビリにもいい」って書いてくださったんです。
セッションではご自分の内側に深く入られて、本来のその方のままで奏でていらっしゃることを感じていました。
音によって、その場の… 振動というか、エネルギーというか…、伝わってくるものはとてもたくさんあります。
言葉ではうまく表現できないもの。
その時の、その方の、白く静かに輝くようなエネルギー。
おそらくライアーという楽器の美しい音が、その方の内側の「純粋な部分」を引き出してくれるのだと思います。
ご感想をいただいて、とても嬉しく、でもそれ以上に、ものすごく大切なことを教えていただいたのだとハッとしました。
セッションをすることによって、その方が見せてくださるお姿や、奏でる音は、Jona魔女自身の深い学びにもつながっているのです。本当に有難いことだと思います。
それでは、ご感想の全文を、原文のままご紹介させていただきます。
★ ★ ★
先日は『ライアーでセルフトーニング』モニターという貴重な機会を頂きまして、どうもありがとうございました。
とても幸せな夢のような時間を持つことが出来ました。
当日、ライアーという楽器に触れたのも、実物をしっかり見せて頂いたのも初めてでしたが、jona魔女さんの美しい声で、歴史から扱い方、奏で方まで丁寧に分かりやすく教えて頂き、短時間で身近に感じることが出来ました。
シュタイナー教育に関係することや、試行錯誤して出来たこの形にも大きな意味があること、日本の木で大切に作られた楽器であること等説明して頂くと、一気に親しみが湧き、愛おしく感じ気持ちが高まりました。
楽器に触れる前に体をほぐす体操をし、いよいよ楽器に触れると、柔らかい木の感触と香り、まあるいかわいいフォルムと、程よい重さと繊細さがダイレクトに伝わってきて、それはそれは心地良く…、あぁこの感じ…、と小さい頃家で弾いていて、今はお別れしてしまった木製の黒いピアノ、を思い出しました。
今は手元にない、泣く泣くお別れした大切な記憶の中のピアノ。そんな記憶がフッと湧いてきたのでした。
そしてまた、ライアーの弦のならびがドレミファ…と、ピアノと同じ順に並んでいることが更に喜びを増してくれました。
形は違えど、木の楽器に再会出来た喜びは本当にうれしく、些細な日常に、おおきな喜びを実感させてくれました。
図らずもピアノがなくなってからの寂しさを、ここで癒すことが出来ました。
また木の部分の材料にアカマツが使われていると聞いて、大好きな植物療法、花療法でも使われる『パイン』(ヨーロッパ・アカマツ)に近い樹が使われている楽器だと知り、成程と思いました。
なぜなら、パインのメッセージのキーワードは、罪悪感。
今まで生きてきた中で色々な体験がありましたが、ここで未消化な、抱えていた様々な罪悪感を洗い流し、クリアにして癒してもらえたようでした。
(セッションから時間がたち、さらにそれを今、実感させて頂いています。)
また、『美しい音楽』についても、花療法を確立したバッチ博士の文献によると、花療法と共に気分をあげてくれる楽しいことや美しい音楽は、『我々の身体に高次の本質の美しい波動をみなぎらせることによって治療をもたらしてくれる』ものとして書かれています。(バッチの文献より引用)
アロマテラピー(芳香療法)においても、ヨーロッパ・アカマツのエッセンシャルオイルがあり、効果がうたわれていました。
ライアーは、目で見て、耳で聞いて、弦や響盤に振れ、樹の香りを嗅ぎ、心で味わう、素晴らしい楽器です。
五感を通して、今回モニター1回でも、私は大きな癒しを実感させて頂きました。
ライアーがすごい楽器であることと共に、何よりjona魔女さんのお人柄が素晴らしかったので、本当に本当に良いセッションだったと感じました。
ライアーに出会え、触れさせて頂いて、私にはそれくらい、言葉に出来ないくらいの衝撃的な感動がありました。
jona魔女さん、本当にありがとうございました。
自分用のライアーが欲しくなりました。
また伺わせて下さい。
どうもありがとうございました。(女性・植物療法研究家)
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ご感想と、ホームページへの掲載へのご承諾、本当にありがとうございました。
こちらのご感想を読んでいて、わたしは大好きな童話、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を思い出したのです。
ゴーシュが夜な夜な弾くチェロの音と振動で、病気になった動物たちが病を治すという小さなお話。
野ねずみのお母さんとゴーシュの会話です。
「先生、それはうそでございます、先生は毎日あんなに上手にみんなの病気をなおしておいでになるではありませんか。
ここらのものは病気になるとみんな先生のおうちの床下にはいって療(なお)すのでございます。」
「すると療るのか。」
「はい。からだ中とても血のまわりがよくなって大へんいい気持ちですぐ療る方もあればうちへ帰ってから療る方もあります。」
「ああそうか。おれのセロの音がごうごうひびくと、それがあんまの代りになっておまえたちの病気がなおるというのか。よし。わかったよ。やってやろう。」
音のちから…。
ああ、このトーニングセッションも、そんなふうになれたらいい。
Jona魔女、身の引き締まる思いがしました。
長い記事になってしまいましたが、ここまでお読みくださってありがとうございます!
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